[恋愛コラム]第5回 恋を邪魔する幼少期の決断 -女の子じゃだめ!?-

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前回のコラムから間が空いてしまってすいません。
恋愛コラム第4回までは「自分を大切にする」という事をテーマに書いてきました。
今回から3回にわたり、恋愛を邪魔する幼少期の決断について書いていきます。

幼少期の決断(※)ってなんだ?って思いますよね。
このサイトでも、再決断療法についての説明の中で少し触れていますが、人は幼少期に親から愛情をもらうためや、周囲の環境に馴染むため、自分を護るため、生き残るために「いい子でいよう」とか「これは我慢しよう」とか「こういうことはしちゃダメなんだ」などと決断し、その後、大人になってからも無意識にその決断を忠実に守り続けているのです。
この幼少期の決断は子どもの頃は役に立っていたのに、大人になるにつれて環境に合わなくなり、本人を苦しめる原因になることがあります。

今回はその幼少期の決断の中で、恋愛を邪魔する決断の一つである「お前の性であるな」についてお話ししたいと思います。
この決断は、女性であれば自分が女であってはいけないような感覚、男性であれば自分が男であってはいけないような感覚があるということです。
ただし、性同一性障害とは全く無関係です。

このサイトは女性向けのサイトですので、女性の場合で説明していきますね。
例えば、子どもの頃に親から「本当は男の子が欲しかった」とか「男の子だったらよかったのに」と言われてきたとか、男勝りの性格を褒められたり、男の子みたいな服しか着せてもらえなかったり、男兄弟の方ばかりが可愛がられいたり等が影響して「私は女の子じゃない方がいいんだ」と思い込んで「女の子らしいことはしない」と決断するのです。

では「女性であってはいけない」と子どもの頃に決断をした人には、どういう特徴があるのか下のチェックリストを見てみましょう。

      「女性であるな」の特徴チェックリスト
  • 両親から「男の子が欲しかった」と言われた記憶がある
  • 「女は勉強しなくていい」と言われていた
  • 「女は役に立たない」と言われていた
  • 母親が「女は損だ」と言ったり、そう感じさせるような態度をとっていた
  • 「女のくせに」と言われたことがある
  • 「男の子だったらよかったのに」と言われたことがある
  • 男勝りな性格を褒められた
  • 男兄弟や親戚が褒められるのがうらやましかった
  • 女性らしい服を着ない
  • 男物のアクセサリーなどを好んでつける
  • 女性らしいしぐさや言葉を使わない
  • 女性らしい人が苦手
  •  

  • 性的な差別や言葉に過剰反応する
  • 女性らしい考え方がない
  • 男性に負けたくない
  • 男性より劣っている気がする
  • 女性に対して批判的
  • 攻撃されたらやり返す
  • 「もしも、男だったら」と考えることがある
  • 生まれ変わったら男性になりたい
  • 意地になって働く
  •  

  • 漠然と何かが違うような感覚がある
  • 両親を見返してやりたいと思っている

このチェックリストに5つ以上当てはまると「女性であるな」の決断している可能性が高いです。
この「女性であってはいけない感覚」があると、男性に素直に甘えられなかったり、男性と張り合ってばかりでなかなか恋愛に発展しなかったり、パートナーとのセックスを楽しむことができなかったりします。
また、恋愛とは関係ないですが、女性であってはいけない感覚があるとPMSや生理痛が重くなる傾向があります。

もしかしたら、このチェックリストに当てはまって、ちょっと不安になった方がいるかもしれませんね。
でも、これは全ての幼少期の決断に言えることですが、「こういう感覚があるからダメだ」というわけではなく、あなたが子どもの頃の環境に合わせて生きるために決断したことですから、まだ幼かったあなたが一生懸命生きてきた証なんです。
ただ、それが大人になった今、環境に合わなくなって悪い方に影響が出ているのなら手放した方がいいかもしれないというお話です。

「女性であるな」の決断がありそうな人の分かりやすい例は、実在の人物ではありませんが、漫画「ベルサイユのばら」に出てくるオスカルでしょうね。
父親から男の子と同じように育てられ、男たちに交じって戦い、「女のくせに」と言われ続け、お酒を飲んでは酔っぱって男たちにケンカを吹っ掛けたりするシーンもありますし、典型的な「女性であるな」だと思います。

「女性であるな」を手放すと、どうかわるか事例を見てみますと・・・
・おしゃれに興味が出てきた。
・メイクをするのが楽しくなった。
・男性と張り合うことがなくなって、気持ちが楽になった。
・生きることが楽しくなった。
・男性に素直に甘えられるようになった。
・素敵なパートナーと出会えた。
・パートナーとのセックスで初めて幸せを感じることができた。
・PMSの症状や生理痛が楽になった。

「女性であるな」を手放した皆さんは、女性だからこその楽しみを見つけ、素敵な恋を見つけた人も多くいらっしゃいます。

この決断を手放したいという方のために、「恋を邪魔する幼少期の決断」のコラムの最後に簡易的ではありますが手放すための方法を書きたいと思います。

※エリック・バーンの『交流分析』の中で「決断」とか「禁止令」という言葉が出てきます。「決断」と「禁止令」は違うのですが、ややこしいので、ここではまとめて「幼少期の決断」と呼ぶことにします。
私のカウンセリングの師匠である倉成央さんは著書の中で、この幼少期の決断のことを初心者の方にも分かりやすいように『インナーメッセージ』という言葉に置き換えていらっしゃいます。ちなみに『インナーメッセージ』は倉成さんのオリジナル造語で、心理学では使われません。

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