幼児期の決断『関わるな』

今回は幼児期の決断、その中でも『関わるな』というものについて書いてみようと思います。
その前に「幼児期の決断ってなんだ?」ですよね。
アメリカの精神学者エリック・バーンがまとめた『交流分析』の中で幼児期の決断について書かれているのですが、要するに『子どもの頃に親から愛情をもらうためだったり、自分を護るために「こうした方がいい」と自分で決めたこと』です。



子どもの頃に親から愛情をもらうためや自分を護るために「こうしよう」と決めたことは、大人になってからも無意識下から自分自身に「決めた通りにしろ」と命令し続けます。この『幼児期の決断』の通りに自分に対して命令し続けている状態を『禁止令』と言います。
子どもの頃は決断したことで環境に適応できていたのですが、大人になってその決断が必要なくなっても、自分で気づいて変えない限り無意識下で禁止令を出し続けて、自分を苦しめてしまうこともあるという事です。
実は今までのコラムの中でも『決断』や『禁止令』という言葉は使っていませんが、いくつかの『幼児期の決断』について書いてきているんですよ(*^-^*)
ちなみに、子どもの頃の決断の集まりを『性格』としています。

ところで、なぜ急に『関わるな』という禁止令について書くことにしたかというと、私の中でこの禁止令が足枷になっているなと強く感じるようになったから。
『関わるな』という禁止令がある人の特徴を書いてみましょうか。

・人と関わると面倒なことになりそうな気がする
・電話やメールなどは用事がある時以外しない。必要最小限
・人と関わっちゃいけないような感覚がある
・他人にあまり関心を示さない(興味がないわけではない)
・一人が楽だと思っている
・深く関わることを避けている
・相手のことをいろいろ聞いてはいけない気がして、何を話していいか分からなくなる
・自分のこともあまり話さない(本当の自分を理解してくれる人はいないと思っている)

他にもあるのですが、分かりやすい部分で言うとこんな感じですかね。
本当の自分を見せると面倒なことになりそうだし、どうせ誰も理解してくれないだろうという気持ちが根底にあります。

子どもの頃に深く関わらない方が楽だと感じていた相手いたから『関わるな』という決断をするわけですけど、成長していく中でその対象が関係のない他人にまで及ぶようになってしまうのです。
私の場合、子どもの頃に深く関わらない方が楽だと感じていた相手は、やることなすことに口出しするわりに本当の私を見ようとしてくれなかった母親。「何を言っても分かってくれないから、もういいや」って関わることを諦めたんです。これが私の子どもの頃の決断の場面。(決断の場面は人それぞれ違います)

『関わるな』の決断の一番つらい所は、ふとした時に急に襲ってくる不安と孤独感かな。誰も分かってくれないって諦めて関わらないようにしてますからね・・・

『関わるな』の決断の影響が出てるなと思う場面がいくつかあるんですよ。
私は趣味が観劇でお気に入りの役者さんもいるのですが、出待ちはしないし、ファンレターも書かないし、目の前にいたとしても声をかけるとかサインや握手を求めるとか一切しないと思います。関わっちゃいけない感覚があるから。
他には、用もないのにどうでもいい内容のメールとかメッセージを送ってくる人や、やたら人のやることに口出ししてくる人は絶対関わりたくないと思っちゃいます(^^;
これは自分の母親のイメージと重なるからでしょうね。

最近、仕事をする上でもプライベートでも『関わるな』の決断に邪魔されてると感じる場面が多くて、この決断を変えたくて仕方がないので、今度カウンセリングを受けようと思います。『関わるな』の決断を変えたらどうなるか経過報告も書きますね。

そう、幼児期の決断は子どもの頃に自分が決めたことなので自分で変えることができるんですよ。
幼児期の決断・禁止令は誰でも何かしら持っているものですし、必ずしも変えなければいけないものではありませんが、今の自分にとって不都合が多くてストレスの原因になっているのであれば、それをカウンセリングで変えることができます。
もし、ご自分の中でこういうところを変えたいと思ってる部分があるのでしたら、お気軽にご相談くださいね。

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