ポジティブシンキングが必ずしもいいとは限らない

悩む人こんにちは、心理セラピストの河合です。
今回はポジティブシンキングについて書いてみようと思います。
世間には、ポジティブな考え方を奨励する本やコラムが多いですね。
本当に自分の中にエネルギーが満ち溢れている時は、何でもポジティブに考えることができますし、どんどん行動していけるででしょうから、そういう時はポジティブシンキングで頑張ればいいと思いますし、元々楽観的な人であれば問題はありません。
しかし、問題は辛い時や落ち込んでいる時に無理やりポジティブな考えをしなくてはと頑張ってしまう時です。

辛い気持ちを抑え込んで無理やりポジティブに考え続けようとすると、心に大きな負担となります。ポジティブシンキングがストレスとなって、最終的にうつ病になってしまう可能性もあるのです。
また、無理やりポジティブになろうとすると、ポジティブになれない自分に焦りや不安を感じるようになり、普段は引っかからないような怪しげな情報にも惑わされやすくなります。
辛い時に無理やりポジティブに考えようとす悪循環に陥る可能性もあるので、心の健康面で逆効果になる場合もあるということです。

辛い時に無理やりポジティブに考えようとすることは、自分の本当の気持ちを否定して感じないようにしていることと同じです。
『感情とストレスと健康の関係』のコラムの中でも書いた通り、本当の気持ちを抑え込むと体にも心にもさまざまな影響を与えます。
上記のコラムの中でも書いたように、怒りや悲しみ、怖れといった一般的にネガティブと言われる感情にも人が生きる上で重要な役割を果たしています。
ですから、ネガティブな感情も感じていいのです。
落ち込む時はとことん落ち込んでスッキリしてから這い上がってきた方が、心の健康を保つためにはとてもいいんですよ。
でも「今は落ち込んでいる場合じゃない」という時もあると思います。そんな時は、後で必ずネガティブな気持ちに十分浸る時間を作ってください。
自分の本当の気持ちを受け入れ感じることができたら、それ以上嫌な気持ちは出てきませんから。
人はストレスを感じている時、脳が戦闘状態になるので呼吸が早くなりがちですから、本当の気持ちを感じる時は、意識的に呼吸をゆっくりにしてみてください。
そして、気持ちが落ち着いてきたら背筋を伸ばして姿勢を正してみると冷静を取り戻すことができるでしょう。

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