嫌な気分になるやり取り『心理ゲーム』

こんにちは!
素直になれずに心とは裏腹に嫌な気分になるようなことを言ったりやったりして嫌な空気になってしまうことってありませんか?
今回は『心理ゲーム』について書いてみようと思います。

心理ゲームって何だろう?
ゲームって名がつくから何か楽しいものなのかな?それとも相手と心理戦を繰り広げること?などと思われる方もいるかもしれませんが、まったく違います。
心理学でいう心理ゲームとは、繰り返し行われ長い時間を費やし、最終的に不快な気分になる非生産的なやり取りのことです。
心理ゲームは多くの種類があり全部は書ききれないので、ここでは代表的なものだけを紹介します。
誰でも必ず一つは癖になってしまっているゲームがあるはずです。むしろ心理ゲームをやっていない人はいないでしょう。

代表的な心理ゲームの種類
一つ目は自分の中だけでやってしまうゲームで『先延ばしのゲーム』と言われるもの。
これは心当たりがある人も多いんじゃないでしょうか。私もよくやってしまうんですよねぇ(笑)
学校の宿題とか面倒な仕事などをやることを先延ばしして、締め切りギリギリになって大慌てでやる感じ。
「嫌だな~、やりたくないなぁ」と先延ばししながらも気になってて思い出すたびに嫌な気分になる上に締め切りが迫ってきたら慌てて「どうしよう!」となってまた嫌な気分になる、という心理ゲームです。
早く済ませてしまえば嫌な思いをしなくていいのにねぇ、すごく非生産的、効率が悪いですよね。
それに先延ばしのゲームで締め切りを過ぎてしまった場合、自分が嫌な気分になるだけでは済まなくなりますよね。周りにも迷惑が掛かってしまいます。
分かっててもやめられないのが心理ゲームの特徴でもあります。

これ以降は相手も巻き込んだ心理ゲームをいくつか紹介します。
2つめは『キックミー(私を嫌って)のゲーム』。
仕掛け人は気になる相手や好きな相手に対して、最初のうちは相手に気に入られるように愛想よく、プレゼント攻めにしたりして、慣れてきた頃に相手に嫌われるような行動をし始める。例えば相手を束縛しようとしたり、相手から連絡がないとしつこくメールをしたりして、裏切られたと思った瞬間から手のひらをかえたように相手の悪口を言いふらしたり嫌がらせをし始める場合もあります。
最終的に相手に嫌われて「やっぱり私は愛される価値がない、だれにも愛されない」という思い込みを強化していくのです。
キックミーのゲームがあまりにもひどい場合、境界性パーソナリティ障害の可能性も考えられます。

3つめは『あら探しのゲーム』。
仕掛け人は気になる相手のあら探しをして、重箱の隅をつつくような細かい指摘して、相手を嫌な気分にさせ、最終的に相手から反発を受けたり、嫌われたりして自分も嫌な気分になるゲームです。

4つめは『Yes,butのゲーム』。
これは相手にアドバイスを求めておきながら「それいいね、でも・・・」を繰り返して相手を嫌な気分にさせ自分自身も相手とけんかになったりして嫌な気分になるゲームです。

ここまで比較的多く聞かれる、または日常生活の中でも多そうな心理ゲーム5つをご紹介しました。
他にも本当にたくさんの心理ゲームがありますが、ここではこの5つだけにしておきます。

なぜ人は心理ゲームをやってしまうの?
理由はいくつかありますが、主なものを5つ挙げますね。
 1.構ってほしいから。
 2.自分の思い込みを強化するため。
 3.本当は仲良くしたいのに素直になれない
 4.ひまつぶし
 5.なじみの不快な感情を味わうため
こんな感じです。
この中でも多い理由は、仲良くしたいのに素直になれないとか、自分の思い込みを強化するためでしょうね。
なので全く興味のない相手に心理ゲームを仕掛けることはありません。仕掛けるのは大抵は気になって仕方がない相手だったり、家族や友達、恋人など本当は仲良くしたい相手なんです。
そうでない場合は、自分が得意な心理ゲームに引っかかってくれそうな相手を見つけて仕掛けに行きます。
心理ゲームに引っ掛かりやすい人というのもいるんですね。世話好きな人だったり、頼みを断れない人だったり、優しい人だったり、依存体質だったり。
でも、たいていの人はそれぞれ自分が得意な心理ゲームを持っていて、仕掛け人になることもあれば、仕掛けられる側になったりといろいろ立場が入れ替わります。心理ゲームを仕掛けるだけの人もいなければ、仕掛けられるだけの人もいないわけです。

心理ゲームへの対処法
心理ゲームを仕掛けられている時も、自分が仕掛けていることに気づいた時も基本的には一旦その場から離れて冷静になることです。
心理ゲームに乗っかってしまうと長い時間続いて嫌な気分を味わうことになるので、時間を無駄にすることになりますし、仕掛けた側は自分で自分を傷つけるような思い込みを強化するだけなので、気づいた時点でやめたほうがいいのです。
仕掛けられた側もカッとなって言い返したり、イライラし始めた時点ですでに相手の心理ゲームに引っ掛かっているので、その場を離れるか話題を変えるかしましょう。
心理ゲームは毎回同じことを繰り返すので、同じような場面で同じようなことを繰り返している場合、心理ゲームをやっているんだなと思ってください。
そしてどうしたら相手と仲良くやっていけるようになるのかを考えましょう。
自分が引っ掛かりやすい心理ゲームについても同じです。毎回同じような心理ゲームを仕掛けられて引っ掛かっているはずなので、心当たりがあれば次回からは気づいた時点で心理ゲームを打ち切るようにしてみましょう。
自分が仕掛ける心理ゲームにしても仕掛けられやすい心理ゲームにしても、ゲームに乗ってくれる相手、仕掛けてくる相手は自分自身が無意識に引き寄せているようなものなので、仕掛けてしまう理由、引っかかってしまう理由を探ってその自分自身の問題と向き合い解決すると、自分が今までやっていた心理ゲームはしなくなるし、今まで引っかかりやすかったゲームを仕掛けてくる人は相手がゲームに乗ってこなければ意味がないので寄って来なくなり、人間関係が変化し始めます。
また、心理ゲームは人生脚本と大きく関係しているため、そこを解決すると人生も少しずつ変わってきます。

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